『死ぬほど読めて忘れない 高速読書』の紹介

どうも

『死ぬほど読めて忘れない 高速読書』と言う本を最近読みました。

仕事の待ち時間に立ち寄った本屋で見つけて興味が湧いたので、その感想を紹介したいと思います。

高速読書とは

「興味があるから読んでみよう」や「もっと読書を習慣にしたい」と考え本を買ったはいいものの、「忙しくて読んでいる暇なんて無い!」と思っている人は多いと思います。

高速読書はこの本の著者のそういった経験から編み出された読書術で、「分散効果」「エピソード記憶」「アウトプット」の3つの実践によって高速で本が読め、脳科学的観点から有効な記憶にも定着しすいといった読書術が紹介されたています。

速読との違い

本を高速で読むというと多くの人は、ページをものすごいスピードめくったり、斜め読みをしたりといっと、いわゆる「速読」をイメージすると思います。

しかし、速度はたしかに習得すれば本を素早く読めますが、多くの人が習得することが可能かというと難しいですし、労力や時間もかかります。

また、本を速く読めたとして記憶に定着するのは難しいようです。

この本の中でも、「速読」「高速読書」では明確に目指す目的が違うと紹介されております。

実践方法

高速読書として本の中で紹介されている方法が「1冊の本を30分で3回読む」という方法で具体的には、1回目を15分、2回目を10分、3回目を5分と3回読むというものです。

この方法をみて私もはじめは「速読じゃん」と思いましが、細かいテクニックを読んでいると、「たしかに」と納得できることが多かったです。

1回目は必要なところをざっと読み、大事だと思う部分にドックイヤーする→2回目はドッグイヤーの部分を中心に大事な部分を青ペンで書き込む→3回目で青ペンの部分を中心に読む。

この時細かいポイントなどもあるのですが、「分散効果」「エピソード記憶」という部分で効果的だと思いました。

アウトプットノートを活用する

3回読み終わったらアウトプットノートの作成が重要と本で紹介されてます。

アウトプットノートは今回読んだ本から何を学び、どう日々の行動に反映していくかをまとめたノートです。

このアウトプットノートの書き方にもさまざまポイントがあり、詳しくは本を読んでいただければと思います。

向いていない本

高速読書はその方法から向いていない本もあります。

例えば小説やエッセイなど文章を楽しむような本の場合、時間をかけて内容を理解することが多いの、この本の中で紹介したテクニックだと十分に楽しめないかもしれません。

また、電子書籍だとアプリや使用するデバイスによってはドッグイヤーや書き込みができず、不便に感じるかもしれません。

(私も電子書籍で実践しましたが、やはりやりづらく不便でした)

そして少し違いますが、本に折り目をつけたり、書き込みをすることに抵抗がある方も向いていない読書術だと思います。

慣れるまでは練習が必要

ここまで高速読書の紹介をして来ましたが、この本の通りのペースで読書ができるようになるまでにはある程度慣れが必要だと思いました。

私も実践している最中ですが、やはり1回目を読み終わるのにだいぶ時間がかかっております。

しかし、この本で伝えたいのは、「速く読むこと」では無く「多く読んで、自分の人生に活かす」ことだと思います。

そう考えると「分散効果」「エピソード記憶」「アウトプット」は非常に重要ですし、そして何より読書に関するハードルが下がったと思います。

これからも高速読書を活用し読書を楽しんでいきたいです。

 

 

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