DCコミックの期待の新人ヒーロー「ブルービートル」
どうも
DCコミックの人気ヒーロー「ブルービートル」について紹介したいと思います。
全米で2023年8月18日に公開されたDCコミックのヒーロー「ブルービートル」(日本公開未定)。
日本では全く知名度のないこのヒーローですが、歴史は古く「BLUE BEETLE #1 (1964)」に初登場しており、その後DCコミックの「NEW52」でキャラクターの設定が見直され、現在の形になりました。
※「NEW52」とは長い歴史のDCコミックにおいて、2011年に大規模なリランチ(再始動)を行ったプロジェクトです。DCコミックスの世界観であるDCユニバースも新しい読者層に向けて改変され、キャラクターはより現代的で親しみやすく作り直されました。
◆映画のあらすじ
メキシコ系アメリカ人の青年ハイメ・レイエスは大学を卒業し、就職活動に励んでいましたが、なかなか思うようにいきません。そんなある日、ハイメは想いを寄せる女の子・ジェニーから、謎のハンバーガーボックスを託されます。
ハイメはジェニーの頼みを聞いて、ハンバーガーボックスを預かりますが、ジェニーは「絶対開けちゃだめ」とハイメに忠告します。ハイメは好奇心からハンバーガーボックスを開けると、ボックスの中から青いスカラベが現れ、いきなりハイメに飛びつき、体に寄生します。
スカラベに寄生されたハイメは、青い神秘的なスーツに包まれ、強靭な肉体と飛行能力を手に入れます。
そしてハイメは、自分の力を悪事に利用しようとするヴィランたちから街を守るために、ブルービートルとして戦うことを決意します。
映画『ブルービートル』は、ラテン系クリエイター&キャストによる初のDC映画で、主人公のハイメは、ラテン系アメリカ人の若者を代表するキャラクターとして描かれており、映画のストーリーも、ラテン系アメリカ人の文化やアイデンティティを反映した内容となっています。
◆ブルービートルの能力と活躍
ハイメに寄生したこの「スカラベ」ですがエイリアンテクノロジーの塊で、強大な力、飛行、耐久力、兵器を作り出す、戦闘技術をハイメに提供します。ハイメが「想像」したものを「創造」してくれるそのさまは、ナノテクを装備したアイアンマンやスパイダーマンに似た部分があります。
そしてスカラベ自体に意識があるようで、映画の予告でもハイメの選択に対して『いい選択です』と返している場面があります。
また、ハイメは自身も突然備わったこの力に戸惑いながらもこのスカラベを狙う敵と戦いに身を投じていきます。
ブルービートルは「バットマン ブレイブアンドボールド」でバットマンと共に行動したり、また「ジャスティス・リーグ」や「ティータイタンズ」などに加入したりと他のDCヒーローとの共闘も多く、今後のDCUにも大きく関わって来る可能性がありその辺も楽しみです。
◆日本公開はまだ未定
最近、韓国での公開も配信のみになり日本での公開も未定となっておりますが、これは興行成績が思いの外振るわなかったのが理由の一つと言われております。
また、日本での知名度も低いこのヒーローを公開して「アイアンマンみたいなやつ」と言われて新規獲得は難しいかもしれません。
とはいえDCファンとしては要チェックなヒーローなので、配信でもいいので日本でも視聴できる日を待つばかりです。